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うつ病によい漢方生薬「生姜(ショウキョウ)」

生姜(ショウキョウ)とは、その名の通り「ショウガ」のことです。
ショウガはその優れた殺菌力が一般的に知られており、料理の薬味や魚や肉の臭い消しなどとして利用されています。

■健胃薬として利用される生姜(ショウキョウ)

生姜(ショウキョウ)は唾液や胃液など消化液の分泌を促進して、食欲を増進する効果があり、お腹に溜まったガスを追い出す作用があるので、胃の不調を整える芳香性健胃薬の成分として配合されています。
生姜(ショウキョウ)が配合される胃の症状に処方する漢方薬として、平胃散などがあります。


■かぜ薬として利用される生姜(ショウキョウ)

生姜(ショウキョウ)は体を温める効果があり、発汗を促し、血液の循環も良くなります。また、鎮咳作用(せきをとめる作用)、去痰作用(たんを取り除く作用)があるので、風邪薬の成分として処方されます。
生姜(ショウキョウ)が配合される風邪に処方する漢方薬として、葛根湯小紫胡湯などがあります。


■うつの症状に利用される生姜(ショウキョウ)

うつの症状の患者には、体温が低い方が多く、体を温めることが必要です。
生姜(ショウキョウ)は、「気を開く」といわれ、精神不安定であるうつの症状をよくする作用があります。
生姜(ショウキョウ)が配合されるうつの症状に処方する漢方薬として、半夏厚朴湯や柴胡加竜骨牡蛎湯などがあります。


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