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肥満体型の方の更年期障害に桃核承気湯

■桃核承気湯の成分分量

桃仁(トウニン)3g、桂枝(ケイシ)3g、ぼう硝(ボウショウ)1g、甘草(カンゾウ)1g、大黄(ダイオウ)2g


■桃核承気湯の効能適応症

比較的体力があり、のぼせて便秘しがちなものの次の症状:月経不順、月経困難症、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)


■桃核承気湯について補足説明

血液の流れが悪く滞っている、漢方でいう「お血」の状態を取り除き血の巡りを良くする桃仁を中心に、発汗作用や鎮痛作用のある桂枝、抗炎症作用や解毒作用のある甘草で精神不安を取り除き、下剤に処方される大黄で便秘を解消します。
体力が充実した肥満体質の方の更年期障害に適した処方です。


月経不順、更年期障害に桂枝茯苓丸

■桂枝茯苓丸の成分分量

桂枝(ケイシ)4g、茯苓(ブクリョウ)4g、牡丹皮(ボタンピ)4g、桃仁(トウニン)4g、芍薬(シャクヤク)4g


■桂枝茯苓丸の効能適応症

比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える次の症状:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲傷)、しもやけ、しみ


■桂枝茯苓丸について補足説明

月経異常など血液循環が悪くなった状態で、頭痛、肩こり、めまいがある場合に用いられます。
体力があり、赤ら顔で上半身はのぼせるが、足腰は冷えるような人に適します。
体力が乏しく、冷え性(症)の方には当帰芍薬散を用います。


冷え性(症)、更年期障害に当帰芍薬散

■当帰芍薬散の成分分量

当帰(トウキ)3g、川キュウ(センキュウ)3g、芍薬(シャクヤク)4〜6g、茯苓(ブクリョウ)4g、朮(ジュツ)4g、沢瀉(タクシャ)4〜5g


■当帰芍薬散の効能適応症

比較的体力が乏しく、冷え性(症)で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭痛、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による傷害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい、頭痛、肩こり、腰痛、足腰の冷え性(症)、しもやけ、むくみ、しみ


■当帰芍薬散について補足説明

体を温めることで血行が良くなり、ホルモンバランスや自律神経の働きが改善されます。
よって、やせ型、冷え性(症)で貧血ぎみ、疲れやすい人の下腹部痛、頭痛、めまい、腰痛、しもやけ、むくみ、しみに用いられます。
また、女性の月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害に適しています。

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