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鼻づまり、蓄膿症、鼻炎に葛根湯加川キュウ辛夷

■葛根湯加川キュウ辛夷の成分分量

葛根(カッコン)8g、麻黄(マオウ)4g、大棗(タイソウ)4g、桂枝(ケイシ)3g、芍薬(シャクヤク)3g、甘草(カンゾウ)2g、乾生姜(カンショウキョウ)1g、川キュウ(センキュウ)2〜3g、辛夷(シンイ)2〜3g


■葛根湯加川キュウ辛夷の効能適応症

鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎


■葛根湯加川キュウ辛夷について補足説明

体を温め血行をよくする作用をもつ漢方薬である葛根湯の処方に、鼻づまり、蓄膿症によく単味で用いられる辛夷(シンイ)と鎮静作用のある川キュウ(センキュウ)を加えたものです。
風邪にかかったり、冷たい風に当たって急に鼻づまりを起こしたときに用いられます。

かぜの後の疲労感、食欲不振に小柴胡湯

小柴胡湯の成分分量

柴胡(サイコ)4.0〜7.0g、半夏(ハンゲ)4.0〜5.0g、生姜(ショウキョウ)4.0g、黄ごん(オウゴン)3.0g、大棗(タイソウ)2.0〜3.0g、人参(ニンジン)2.0〜3.0g、甘草(カンゾウ)2.0g


■小柴胡湯の効能適応症

かぜの後の疲労感、食欲不振、はきけ、胃炎、胃腸虚弱


■小柴胡湯について補足説明

かぜの症状がぐずついて、いつまでもスッキリしない場合に体力をつけながら治す処方です。
発熱後1週間経過してもまだ、寒気がする、微熱がでる、みぞおちから脇・胸のあたりに重苦しい圧迫感がある、口の中が粘って苦い感じがあり、舌に白い苔がある、という症状に用います。

くしゃみ、鼻水、鼻炎に小青竜湯

■小青竜湯の成分分量

麻黄(マオウ)2〜3g、芍薬(シャクヤク)2〜3g、乾姜(カンキョウ)、甘草(カンゾウ)2〜3g、桂枝(ケイシ)2〜3g、細辛(サイシン)2〜3g、五味子(ゴミシ)1.5〜3g、半夏(ハンゲ)3〜6g


■小青竜湯の効能適応症

くしゃみ、鼻水、鼻炎、気管支炎、気管支ぜんそく


■小青竜湯について補足説明

うすい水様のたんを伴う「ゼイゼイ」という咳がでるときに用いられます。
また、春先の花粉症、アレルギー性鼻炎にも用いられます。

ぞくぞく寒気がするかぜの初期症状に葛根湯

■葛根湯の成分分量

葛根(カッコン)8g、麻黄(マオウ)4g、大棗(タイソウ)4g、桂枝(ケイシ)3g、芍薬(シャクヤク)3g、甘草(カンゾウ)2g、乾生姜(乾ショウキョウ)1g


■葛根湯の効能適応症

かぜの初期症状、鼻かぜ、かぜによる頭痛、肩こり、筋肉痛


■葛根湯について補足説明

葛根湯は、桂枝湯という漢方薬に葛根(カッコン)と麻黄(マオウ)を加えた処方です。
葛根(カッコン)や芍薬(シャクヤク)が体を温めて血行を良くし、筋肉の緊張をほぐす作用があり、麻黄(マオウ)と桂枝(ケイシ)には発汗作用や利尿作用があります。

ですから、頭が重く、背中から首筋にかけてこわばり、ぞくぞくと寒気がする、じっとりとした汗はなく、肌はさらっとしている、という症状に用いられます。
また、体が温まることで血行がよくなるので、筋肉の過度の緊張を緩和して、肩こり筋肉の痛みを和らげます。
錠剤や顆粒剤の場合は、お湯に溶かして服用すると、一層体が温まり効果的です。

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